第7回:2010年11月3日

― ワークショップテーマ 「高齢の方と美術館」 ―

◆第7回ワークショップ◆

日 時 : 2010年11月3日(水・祝) 10:30〜15:30
テーマ :「高齢の方と美術館」
会 場 : 横浜市民ギャラリーあざみ野
観察した展覧会 : 「赤瀬川原平写真展 散歩の収獲 + 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展」
参加者数 : 14人(うち、リードユーザー3人)
ワークショップリーダー : 平井康之(九州大学芸術工学研究院准教授)

[Aグループ]………………………………………………………… 詳細はこちら。
70代女性。人形作りが得意で横浜市民ギャラリーあざみ野で展示や人形サークルを開いている。写真や絵画などさまざまな趣味を持ち好奇心が旺盛。小さな文字が見えづらいなど視力に多少困難があるが体力があり健康。杖も特に使わずに歩く。
[Bグループ]………………………………………………………… 詳細はこちら。
77歳男性。元気。あざみ野のアートサポーターをしているほか、世界74カ国を回って美術館を訪問。自身も絵を描く。超ヘビーユーザーと言えるのでは。
[Cグループ]………………………………………………………… 詳細はこちら。
70代女性。美術館には以前はよく行っていたが、足が悪くなったこともあり、最近は回数が減った。でも美術館に行くことが好き。歩行時に、杖を使用する場合がある。








作品リスト





会場図1階


会場図2階


リーフレット



[Aグループ]

リードユーザー
70代女性。人形作りが得意で横浜市民ギャラリーあざみ野で展示や人形サークルを開いている。写真や絵画などさまざまな趣味を持ち好奇心が旺盛。小さな文字が見えづらいなど視力に多少困難があるが体力があり健康。杖も特に使わずに歩く。
主な気づき
〈良い点〉
・メガレトスコープの実演をしてくれた係りの方が親切で聞きやすかった。
・赤瀬川さんのほしぃ印と自薦コメントが面白い。
・赤瀬川さんの作品は会話が弾み面白い。
〈良くない点〉
・解説ボードの文字が小さく、絵や図説もないので読まない。
・お手を触れないでくださいの注意書きが目立たない。
・ピクトグラムが冷たい印象を与える。
発表につながった主な気づき
・お手を触れないでくださいの表示がわかりづらい。
・接触禁止の手のひらに斜線を入れたピクトグラムが冷たい印象を与える。
→注意を促す文章やサインをもっとやわらかい表現に出来ないか。
・解説に専門用語が多く読んでもわからない。
・解説ボードが文字しかないので読みたいという気にならない。
→やさしく言い換えた言葉、視覚的にわかりやすい図解がほしい。
・作品の説明が欲しい。
発表したアイデア
〈美術館におけるビジュアルツールの提案〉
@オリジナルキャラクター「あざみん」の提案
あざみ野の由来であるアザミの花がモチーフ。スタッフのバッチや解説ボード、子供向けイベントなど、様々な場面に登場。来場者に親しみやすい印象を与え、やさしく鑑賞時の注意を促す。
A専門用語がわかるように解説ボードに図やイラストを添える。
(光の三原色の図など)
Bカメラの使い方やエピソードがわかるようなイラスト、解説。
(上野彦馬が坂本龍馬を撮影したときの様子など)

気づきの共有中


[Bグループ]

リードユーザー
77歳男性。元気。あざみ野のアートサポーターをしているほか、世界74カ国を回って美術館を訪問。自身も絵を描く。超ヘビーユーザーと言えるのでは。
主な気づき
・近頃出不精になってきた。感動(知的好奇心)が減ってきた。
・バス(バス停)がないので行きづらい。
・入館しても情報がわかりにくい。(声をかけてほしい)
・現代作家の話をされて「○○さんのような絵」と言われてもイメージできない。自分と同年代の作家の作品を観ることができる機会が少ない。
・若い人の考えを知りたい。/若い人に伝えたい。
・パソコンや携帯が苦手な人が多い。
発表につながった主な気づき
(なし)
発表したアイデア
・11月3日 スライド8

展示室入り口での観察


展示室での観察


[Cグループ]

リードユーザー
70代女性。美術館には以前はよく行っていたが、足が悪くなったこともあり、最近は回数が減った。でも美術館に行くことが好き。
歩行時に、杖を使用する場合がある。
主な気づき
・赤瀬川さんの作品は、タイトルがおもしろく、会話が弾む。会話をしながら作品鑑賞することは楽しい。
・2階の展示で「じゅうたんにのぼらないでください」と表示がない。のぼってはいけないということが、分からない。
・建物全体も、展示空間も広々としていて快適(人とぶつからない)
・電気のコードが床と同系色のテープで固定されていて、つまずきそうになった。危険である。
発表につながった主な気づき
・さわらない、のぼらないなどのサインが分かりにくい。
・会話をしながら展覧会を見るのは楽しい。
発表したアイデア
・モーニングミュージアム(美術館で朝食+展覧会鑑賞)
・i-padの使い方をマスターできる展覧会(展覧会を見ながら、手元でキャプションの文字を大きくしたり、作品情報を確認したり、作家にメールを送ったりする。展覧会を題材に、i-padの使い方がマスターできる。)

展示室での観察



アイデア展開中




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