みんなの美術館プロジェクトについて

「みんなの美術館プロジェクト」は、美術館を訪れる人をはじめ、さまざまな人の立場から課題や魅力を考えるプロジェクトです。
毎回利用者となる方の特性を絞って「インクルーシブデザイン(ユーザー参加型デザイン手法)」を用いたワークショップを開催し、障がいがある方や、高齢者、お子さん連れ、日本語以外を母語とする人など、さまざまな方たちと課題を共有し、美術館の可能性について一緒に考えます。
多くの皆さんが参加してくださることで、より豊かな内容となっていくプロジェクトです。ぜひご参加ください。

活動目標

このプロジェクトは、2009年から本格的にスタートし、現在次のように段階的な達成目標を設けて活動しています。

第1段階

 

さまざまな人たちの「こんな美術館あったらいいな!」を、知るところから始めます。

1)美術館利用にあたって、さまざま課題を抱える当事者(ユーザー)ごとの障壁(精神的、物理的、情報的バリア)を、インクルーシブデザインの手法を用いた連続ワークショップを通じて徹底的に明らかにします。
連続ワークショップ「こんな美術館あったらいいな!」では、毎回テーマを変えて実施し、当事者の方を中心にワークショップに参加した市民と共に課題を洗い出します。

2)美術館利用に関する課題を、美術館側だけで考えるのではなく、さまざまな課題を抱える当事者を含めた市民と共に考えることで、市民と美術館との新しい関係性を構築していきます。

3)ワークショップ終了後、出された気付きや課題を整理・集約してデータベース化し、当ホームページ上で公開していきます。

第2段階

さまざまな人の「こんな美術館あったらいいな!」の、実現に向けて動き出します。

1)第1段階の課題抽出を踏まえて、異なる種別のユーザーの課題を同時に解決する方法やサービスなどについて検討する課題解決のためのワークショップを実施します。
例えば、高齢者と弱視の人、車いすの人とベビーカーを使う人、知的障がい者と外国人の課題が同時に解決できたり、逆に車いすユーザーへの解決策が視覚障がい者にとっての課題につながることなどが想定されます。そうした課題をどのように解決できるかを、多様な人が参加するワークショップで考えていきます。

2)課題解決ワークショップを通じて得られた解決策を、実現可能なところから横浜市民ギャラリーあざみ野においてテストケースとして実施します。その際には予算的、人員的に施設側に負担がかかりすぎる非現実的な解決策ではなく、市民ボランティアの力や他の専門団体との連携や工夫による解決策を導き出し、他の美術館などでも応用性の高いプランの実現を目指します。

3)展覧会での来場者の反応を更にフィードバックし、検証を行うことで、提案されたプランの精度を高めていきます。

第3段階

 

さまざまな人たちの「こんな美術館」が、全国的に拡がるように。

1)このプロジェクトの成果をホームページなどを通じて公開することで、全国の同様な美術館や博物館、市民活動に貢献したいと願っています。




What is “Museum for All Project”?

“Museum for All Project” is to think with a wide range of museum visitors about the issues involved in a museum, to make a museum more attractive through examining the relationship between museum and people.

Series of workshops is held, focusing on a certain type of people such as older people, people with disabilities, people with children, people whose mother tongue is not Japanese in each workshop. By using ‘Inclusive Design (user-participatory) methodology through the series of workshops, the issues involved in a museum are discussed and shared with those diversity of people to explore museum potential.

The participation of a wide range of people makes this project more effective and meaningful. Your participation to our project is highly welcome.

マーク

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